霧の吉野山で紅葉めぐり

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2024年11月20日撮影
吉野山の紅葉を撮りに行ってきました。吉野山を撮影するにはやっぱり霧に包まれた中で撮りたかったので雨が降った日の翌日に出かけました。

過去の投稿(2022/11)→吉野山から賀名生の紅葉をめぐる〜吉野山高城山展望台 賀名生北畠親房墓所〜
過去の投稿(2021/11)→吉野山高城山展望台の紅葉
過去の投稿(2020/10)→吉野山の紅葉〜もみじがもう色付いていました〜
過去の投稿(2019/11)→吉野山高城山展望台はちょうど紅葉の最盛期

上千本の花矢倉展望台のあたりから下千本の金峯山寺蔵王堂を望む定番のスポットです。予想通りというか予想以上の濃い霧が出て、上千本に上がったときは下界は何も見えません。眼の前の山桜はすでに落葉しています。
ずーっと霧の中で待っていたら少しの間だけ霧が流れて蔵王堂が見えました。もうちょっとはっきり見えてくれないかなと思いながらシャッターを切っているとすぐに霧が戻ってきて何も見えなくなりました。霧が晴れたのはほんの10分ぐらいの出来事です。

花矢倉からの展望が難しそうなので、高城山展望台まで登りました。この場所はSNSですっかり有名になって、今日も数名のハイカーやカメラマンがやってきて人が絶えることがありません。展望台への道には隙間なく紅葉の葉が落ちていて、木々の間に霧が流れいい雰囲気じゃないですか。登り道に人影が見えなくなるのを待って撮影しました。

これだけ霧があるのなら、義経の隠れ塔に行っておかないといけません。ここに来るカメラマンさんは少ないようですが霧が入ったときの雰囲気はとても素晴らしいのです。源頼朝に追われた源義経の一行がこの道を通り抜けたのでしょうか。

杉の木立の中の黄色く紅葉した葉が美しかった。さてこの黄葉しているのは何の木なのかよくわかりません。

霧が残っているうちにと思い急ぎ足で西行庵まで歩きました。途中で風景撮影した道草のせいか、昔ほど速く歩けなくなったせいか、西行庵についたときはすっかり霧が晴れてしまいました。西行庵のモミジは3割ぐらい紅葉していましたがまだまだ青葉が残っていました。これはこれで美しい色合いです。