明日香村中尾山古墳の紅葉
2024年11月27日撮影
高取城の紅葉を楽しんだ後、明日香村に立ち寄って中尾山古墳の紅葉を見に行きました。
中尾山古墳は明日香歴史公園の高松塚周辺地区にあり、公園館の駐車場から道路をわたりすぐ左の小高い山にあります。
古墳は飛鳥時代後半の天皇陵の特徴の八角形墳で、2020年の新聞記事によると被葬者は文武天皇(683~707年)であることが確定的になったと書かれています。
過去の投稿(2022/11)→高取町斉明天皇陵から明日香中尾山古墳の紅葉を巡る
Memo
中尾山古墳のすぐ北には天武・持統天皇陵があり、すぐ南には高松塚古墳があり埋葬者は天武天皇の子で705年に死去した忍壁(おさかべ)皇子とされている。この時代の天皇系図を読むのは難しいが年代的に近い天皇・皇子が埋葬されているようだ。
古墳は八角形墳らしいのですが外から見ると丸いぽっこりした小山です。古墳を囲むような大きなモミジが真っ赤に紅葉していました。
古墳の周囲にはもみじのトンネルとなっていて散策路があります。
モミジの大きな木が密度高く育成しています。歴史公園ということなのでしょうか下草が綺麗に刈られていてとても気持ちのいい場所です。
最近は真夏の気温上昇がひどくてモミジの葉が紅葉する頃は葉先がチリチリに傷んでいることが多ようです。しかしこのモミジはあまり傷んでいません。今年見たモミジで一番葉っぱの痛みが少ないモミジでした。
公園内の周辺の樹木のお陰で夏の気温上昇がさほど高くないのかな。