愛用のNIKON D700に突然のトラブル〜なんと修理不能の宣告〜
先日(10/9)奈良豆比古神社の翁舞を撮影していたときのことです。翁舞が始まり数枚撮影した時に、突然ファインダーに何も見えなくなりました。シャッターを切ると画像はピンぼけで真っ白にとんでいます。
電源をON/OFFしたり電池を抜いてもダメ。カメラの設定をオールリセットしても回復しません。レンズを外して内部がどうなっているのか観察すると、ミラーアップしたまま動作しないようです。これは重症だなと思い撮影は諦めてカメラをバッグにしまいました。
翌日、ミラーが動かなくなったD700を持って梅田のニコンプラザまで行ってきました。一眼レフカメラのミラーは普段は左の写真のように降りていて、撮影時(露光中)は右の写真のように上がります。今回の故障は露光後もミラーが上がったまま降りなくなったものでした。 シャッターは動作しているので、シャッターとミラー駆動部を結んでいる機構部のトラブルのようです。
ニコンの窓口では「申し訳ありませんがD700は部品は無く、すでに修理を受け付けていないのです」と丁寧にお断りされました。修理不能という宣告は全く想像していませんでしたので一瞬言葉に詰まってしまいました。古いカメラの補修部品は販売終了後6年間保有ということです。
たとえ修理できてもうん万円かかるだろうしそろそろこのカメラも退役の時期かなと思い修理を断念しました。
2011年にニコンの整備済み品を購入して7年弱で82,400ショット、ほんとにあちこちに連れ出し大活躍してくれました。約226ショット/週か…名残惜しいのですがほんとにお疲れさまでした。