高鴨神社の紅葉

奈良県御所市は古代大和の豪族である鴨の一族が発祥した土地です。その鴨一族が守護神を祀ったのがこの高鴨神社で全国の鴨(加茂)神社の総本宮です。
春に咲くニホンサクラソウの神社として有名ですが、この秋の時期は紅葉の名所としても名が知られています。
高鴨神社を訪れた11月23日は「新嘗祭」が行われる日で多くの人がその準備をされていました。

鳥居を越えると紅葉に囲まれて参道が続きます。まだ午前中でしたので「新嘗祭」の参拝客は少なく参道も静かでした。

参道の左側には池があり、水面近くまでもみじの枝が伸びています。
後から知ったのですが、この写真を撮ったのは浮舞台の上であり、ここで雅楽が奉納されるようです。

新しい拝殿へ建て替えされています。お宮のかたにお聞きすると今までの拝殿では南海地震が来ると耐えれないとの予測で新しく耐震強度の高い拝殿に立替えているそうです。

このような緑葉の多く紅葉が少し始まったかなというぐらいの紅葉グラディエーションもきれいです。

定番の撮影スポットです。ずーっと三脚で撮影されている年配の方の横で撮影させてもらいました。池に映り込み紅葉に時々やってくる鴨の泳ぐ姿をいれた構図を狙っておられるようです。そのアドバイスを受けて私も狙ってみたのですが鴨がなかなかやってきてくれず途中で諦めました。