海外銀行 Union Bankの口座を解約する
海外の銀行Union Bankで口座を持っていたのですが、あまり利用することが無かったので解約することにしました。日本の銀行なら銀行の窓口にいって手続きをするのはそんなに手間じゃないのですが、海外の銀行はかんたんに窓口にも行けないし、預金を引きだして放置しても口座維持料金がかかります。
幸いUnion Bankにはジャパニーズ・カスタマーサービスユニットがあるので電話手続きで解約することにしました。
いらすとや さんより
日本語国際フリーダイヤルが使えるように手続きをする
ジャパニーズ・カスタマーサービスユニットの電話番号は、提携銀行の三菱UFJ銀行のWEBで記載されています。この中のカリフォルニアアカウント・プログラム 00531-11-4864に電話をすると日本語が使える国際フリーダイヤルで電話することができます。
この(トールフリー：toll free)を使うためには事前に国際電話利用登録をする必要があります。電話利用登録のためにKDDIに連絡します。
ＫＤＤＩ
国際電話のお問い合わせ
0057 もしくは 0120-977-097
年中無休：24時間受付
登録するのは無料でオペレータに自分の電話番号を伝えると1,2時間後には電話が使えるようになりました。後日契約書が送られてくるので必要事項を記入して返送する必要があります。
カリフォルニアアカウント・プログラムに電話をかける
KDDIの国際電話利用登録手続きが終わればカリフォルニアアカウント・プログラム 00531-11-4864に電話をかけます。
電話窓口の受付時間は 月〜金曜日 am6:00〜pm11:00(米国太平洋時)となっていますので、
あちらが冬時間なら日本時間では23:00〜翌日の16:00まで、
夏時間なら日本時間の22:00〜翌日の15:00までとなります。
オペレータに（日本語で！）口座を解約したいと申し出るとサクサクと手続きが進みます。
本人確認も含めいろいろな質問されます。名前とか生年月日など準備無しで返事ができる項目もありますが、以下の項目は事前に確認しておいたほうがいいでしょう。
この口座を作った銀行の名前：
口座番号：10桁
PINコード：4桁
ATMカード番号：16桁
最後の入出金の日時とその金額：(この質問に答えられなければ別の質問があるようです)
最後にPINコード4桁を入力してくださいと言われるのでコード4桁をプッシュ入力して本人確認が終わりました。
私はChekingの口座とRegularSavingの口座の2つを持っていました。RegularSavingの口座は利子が入ったり、手数料が引かれたりで残高が変動するので一旦Cheking口座にまとめる処理が必要となるようです。
口座をまとめる処理は銀行がやってくれますが3,4日ほど時間がかかります。パソコンからオンラインでRegularSavingの残金がゼロになる(closingしている)のが確認できるまで待ちます。
Checking口座から日本の銀行に送金手続きをする
RegularSavingがclosingされていたら、カリフォルニアアカウント・プログラムに電話をかけてChecking口座の残高を日本の銀行に送金する手続きを行います。
この手続が終わった後2,3時間後から5,6時間後(混み具合によって変動する)に電話がかかってきます。この電話を取るためには、最初の電話を掛ける時刻は日本時間の朝8〜9時頃にします。
最初の電話と同じように本人確認が行われます。その後送金する日本の銀行の情報を聞かれますので以下の項目は事前に準備しておきましょう。
銀行名：銀行の英語表記があればそれも
支店名：
支店コード：
支店の住所：
受取人口座番号：
受取人氏名：
銀行のSWIFTコード：8桁
送金する金額：Checking口座の残額を教えてくれますので、そこから送金手数料(今回は50$でした)を差し引いた金額を口頭で告げます
この後確認のための電話がありますのでこちらの電話番号を伝えます。
以上、送金のための情報が揃えば手続きは終了です。
確認の電話を受ける
送金手続きが終わった後、4,5時間経って確認の電話がありました。
かんたんな確認事項と、この手続を実行してもいいかと聞かれますのでOKと返事をします。オペレータとの確認手続きが終わると、自動音声に切り替わり海外送金についての案内ガイダンスが流れ、聞き終わったら電話を切って手続きは終わります。
数日後日本の口座を確認すると、Checking口座の残額が円建てで振り込まれていて、Checkingの残高もゼロとなっていました。
いろいろ手続きが煩雑でしたがUnionBankの口座を解約することができました。ほんとUnionBankに日本語サポート窓口があってよかったと思っています。英語でこの手続をするのは絶対無理でした。
