写真家入江泰吉旧居の紅葉2021
2021年11月30日撮影
奈良の写真家として今も多くのファンがいる入江泰吉氏。東大寺戒壇院周辺を散策していると、奈良の風情が残る静かな水門町の古い家並みの中に入江氏の旧居を見つけることができます。2015年から一般公開されるようになり紅葉の名所としても知られるようになってきました。今年も例年通り見事な紅葉を見ることができました。
過去の記事はこちらから。
2019年11月28日,12月1日撮影→奈良市の紅葉スポット〜水門町の入江泰吉旧居〜
2018年12月2日撮影→奈良公園近辺の新しい紅葉スポット〜入江泰吉旧居〜
定番の応接間からの紅葉です。入江旧居はモミジのある吉城川に沿って建てられているのでどの部屋からも紅葉が楽しめますが、やはりこの応接間からの紅葉が見ごたえがあります。入江泰吉さんが使われていたソファに腰を下ろし吉城川の川音を聞きながらの紅葉を見ているといかにも奈良に来ているんだなという感じがします。
入江旧居は廊下が全部ガラス戸となっているので古い建物ではめずらしく開放感たっぷりの景観が楽しめます。
屋根に散って重なったモミジに陽が入りました。
庭に出て吉城川沿いの遊歩道から応接室を見上げました。
12月7日にも撮影しました。
モミジは木の上のほうは葉が散って名残のモミジといった感じです。この日は雨が降っていたので屋根に落ちたモミジもしっとりとした色合いとなっています。
暗室前の庭も雨で散ったモミジで分厚い絨毯のようになっています。
お隣のたぬきが目印のそば処喜多原さんも見事な紅葉が見れます。喜多原さんではどの蕎麦も美味しいのですが、いつもメニューに迷った挙げ句海老おろしそばばかり注文しているような気がします。
今年は特別鮮やかな色が出ているようです。