好き嫌いを言う前に目の前にある仕事に真剣に向き合う
Fireman Timothy and Spiderman Colin / Tobyotter
目の前の仕事が面倒くさい仕事とかつまらない仕事に見えると、ついいいかげんにさっさと片付けたくなります。しかしその仕事のできばえを依頼者はしっかり見ています。与えられた仕事を依頼者が十分満足できるレベルでこなしてこそ、はじめて次のレベルの仕事が与えられます。そして、できないと判断されたら仕事は与えられなくなります。
この仕事はつまらないように見えるかもしれませんが、そんなつまらないと思う仕事でさえちゃんと成し遂げる能力がなかったら、あなたがやりがいがあると思うような仕事は与えられません。
「給料」をもらって仕事をしているなら好きとか嫌いとかを言う前に、プロとして目の前にある仕事に真剣に向き合うべきです。自分がやりたい仕事なんてそうそう簡単に見つかるものじゃありません。その仕事に全力で取り組んで、自分のすべての智力を使ってやり抜く、自分が納得するワークレベルで成し遂げた人が、次のステップに進むドアを開けることができます。
この仕事は嫌だなと思うとき、どこかのWebか本で読んだ言葉が気弱な自分を叱咤します。「消防士は火事をえらばないだろう、この火事は好きじゃないから消さないなんてことはできないんだよ」