問題解決の数がエンジニアとしての経験値を上げる

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IRONMAN Louisville cyclists
IRONMAN Louisville cyclists / The Pug Father

エンジニアの実力は今までにどれだけのアウトプットを作ってきたかという経験と実績に基づいて測られます。自分の手を汚さずに、他人の批判だけをしている人は、なかなかその経験値を蓄積することは難しいようです。

いままでにどれだけの問題を–自分から行動を起こして、自分の頭で考えて、人をうまく動かして–解決してきたのか。これらの一つ一つの問題解決の経験がエンジニアとしての実力を築き上げてくれるのです。

大きなプロジェクトに関わっている時にだけ問題に出くわす訳じゃありません。仕事中だけでなく日常的な生活の中にでも大小様々の問題が存在しています。もちろんこれらの問題解決のためには、適切な手法を勉強することは必要です。しかし手法を学習することよりも大切なことは、最初に「自分自身がこの問題を解決しなければならない」と決断することです。自分の仕事だと腹におさめることから問題解決が始まって、あなたのエンジニアとしての実績の蓄積が始まるのです。

いま、あなたを困らせているその問題は、誰かあなたでない他の人が片付けてくれる問題ではなく、あなた自身が片付けるべき問題なのかも知れません。だれかが、あなたのエンジニアとしての経験値を上げるために残してくれた問題だと思いませんか?